ローマ人の物語

ちょい読み。
カルタゴ戦争の後ろあたり。
ローマの没落について、
・市民による共和体制、市民皆兵による強い軍隊
・属州の拡大
・属州からの安い作物の流入による自作農の没落
・貧富の差の拡大
・徴兵制から傭兵制へ
以下続く

 と書かれている。そういえば、昔、教科書か参考書かで読んだような気もするが、文庫本を読んでいるその瞬間には、塩野先生素敵〜、塩野史観サイコ〜、と小躍りするくらい感激したのだった。司馬遼太郎の本でもそうだった。
 塩野史観(?)、司馬史観(?)を、批判する文章を目にすることがあるけれど、頭がいいか、知識がないと、批判することは難しいと思った朝。