"私が脳死移植に断固反対する理由"

http://www.miyadai.com/index.php?itemid=414

 また、小松氏は、移植をすればより長く生きられるという前提そのものにも疑問を
呈する。臓器移植をしなければ助からないが、臓器移植をすれば命が助かり、その方
がより長く生きられると考える根拠は、必ずしもデータで裏付けられているものでは
ないと言うのだ。更に、臓器移植を受ければ、その後の人生は免疫抑制剤による免疫
力の低下からくる感染症との熾烈な闘いになる。移植した臓器で生きられる年数も限
られているケースがほとんどだ。にもかかわらず、なぜそうまでして脳死移植を推進
しようとするのか。小松氏は疑問を呈する。

 小松氏と宮台氏の腎臓を誰かにくれてやって、透析を週三回受けてみれば、移植を希望する理由がわかるかもよ。

 しかし、そうした実質的な議論を全て横に置いたとしても、小松氏は、何をもって
人の死とするかの基準を国や政府が決めることに、根本的な問題があると主張する。
人の死生観という人間にとって最も根本的な価値観は、国によっても個人によっても
さまざまであるべきで、単に臓器を有効に活用したいというだけの理由で国や権力に
それを決定する権限を与える法案には、何があっても断固反対していくと小松氏は言
う。

 こういうひとを、海外移植希望児の両親とテレビ対談させると、おもしろいと思う。
 

"世の中には「死ね」をスルーできない人間が多数いることを忘れていました……"

http://d.hatena.ne.jp/todesking/20061009/1160349566

「キモイと…」遺書 小6自殺

http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/20061002/51789d320c25716ad24c8151fab1056a.html?fr=RSS
きっと、級友たちも、「キモイ」をスルーできない人間がいることを忘れていた、と反省しているに違いない。

"性行為で男は、HIVに感染するのか?僕は実は感染しないのではないかと疑っている。"

http://d.hatena.ne.jp/yuyu99/20061010/p1

僕のもうひとつの問題提起は、疫学的な医学的知識、つまり統計的な推測による医学的知識は、間違いに満ちているということだ。実証がないからだ。実証とは、たとえば、サルのちんこのさきっちょにHIVウイルスをつけて、いったい本当に感染するかどうかということを確かめることだ。統計からおそらくこうこうだろうということには、人間に余計な偏見が常に付きまとう。一方向しか見えない結論がでやすい。

アフリカでHIVが広まった経路について考えた。僕は、また適当なことを書きます。軍隊のなかでの同性愛と報酬としての他民族の女子へのレイプ。アフリカの現実というのは、本当によくわからないことが多い。軍隊の中では、隠された同性愛が存在しているのではないかと僕は思っている。そして侵略の報酬として、レイプが慣習化しているということがあるのではないかと僕は思う。エイズがアフリカで広まっているというけれど、空気感染は決してないのだから、性的接触以外においてはありえない。そして、男性→女性という感染経路は、多いけれど、女性→男性という感染経路が少ないとすれば、男性の中でHIVが広まるには同性愛が中心的な役割を果たしていると考える。だから、男性→男性と男性→女性が、HIV感染の大半を占めていると僕は考えるのだ。

 タイトルに「哲学」を冠する人のいうことはひと味もふた味も違うな。
 ちなみに、血液を介して感染するウイルスは、HBVなどいくつかあって、HIVもそれに準じた挙動を示すのではなかろうか。
 水俣病や喫煙の話をみるまでもなく、粗雑な介入実験や、「…という説もある」という粗雑な相殺論より、疫学の方がよっぽど信頼できると思うのだけど。