雑記

アリスとテレスのまぼろし工場

製鉄所の爆発事故によって全ての出口を閉ざされ、時まで止まってしまった町。いつか元に戻れるように「何も変えてはいけない」というルールができた。変化を禁じられた住民たちは、鬱屈とした日々を過ごしている。中学3年生の菊入正宗は、謎めいた同級生・佐上睦実に導かれて足を踏み入れた製鉄所の第五高炉で、野生の狼のような少女・五実と出会う。


いろいろあった末にこの停滞の原因に辿り着き、主人公は身の回りの友人を『町』の外に送り出し「生きている人、いますか?」と放送したり、主人公が「止めた時との変化差分」を計測する機器を開発し(※表示はニキシー管)正しく当時を模倣することで悲しみの無い時間のループから抜け出したり、変化を禁じられた町で鬱屈と花札で遊んでいるうちに出口を閉ざし時を止めた現況を突き止め感動的に時を動かし町の外へでるがやっぱり花札であそんでいるだけだったりと、わかりやすくスカッとしたラストではなさそうな印象はある。