つっぱることが男のプライド

なんか、大きくて平ぺったいパーツをネジで取り付ける作業があるとしよう。当然、たとえ話である。


俺氏、対角線状にA1→B2→A2→B1と緩めに締め、ほんで上手く合致していたらガッチり締めるっていうのが好きである。
なにをどうやってもA1、A2あたりは締まるのだが、そこを本締めしたときズレたり傾いたりしているとB1、B2のネジが入らない。
ズレないように溝と突起が刻んである場合もあるが、盛大にズレていると溝と突起がハマらないのだが、それでもA1ネジは止められることもある。


でまあ、後輩君(バンブーフィールド君ではない)に取り付けさせてるんだが、片方からしか作業をしない。A1→A2→A3→A4→B1→B2… って感じである。
その都度指示しているのだが、一向に直らない。まあいいかと口を出さないで見ていたらズレたところに無理やりネジ入れようとしてネジを舐めてんの。なめんなよ。


うーん。別にネジを締めるごとに土下座しろとか、一本締めたら重いコンダラ持ってうさぎ跳びしろとか言ってるわけではないのに、なんでやらないんだろう。ネジの頭が特殊な図形でありドライバーを突っ込むと宗教的な禁忌に抵触するわけでもないし。まあ、つっぱることが男のたったひとつのプライドって奴なのだろうか。


※「誰がやっても問題なく作業できるようにパーツを設計し治具を完備するべきである」って意見は聞き流す。