古代は、個人の資質が歴史に大きく寄与した。クレオパトラが、カエサルが、ジンギスカンが、そしてイエス・キリストとか名前を呼べない中東の預言者とか、もし活動前に排除されていたら、大きく歴史は変わったはずだ。
さて、近代以降（検索したら、フランス革命以降を近代というそうだ）は社会、組織、集団の力が増し、個人の力は埋もれていく。エジソンがいなくても電話は発明されたし、アインシュタインがいなくても相対性理論は構築されたろう。そんななか、大きく歴史に関わった人物っていうと、ナポレオンとヒトラー、っていうのが思いつく。
「膨れ上がった、フランスの/ドイツの ナショナリズムは、ナポレオン/ヒトラー がいなくても、第二、第三のナポレオン/ヒトラーを産んだであろう」というコメントが正しいかもしれないけどね。レーニン、スターリン、ポルポト、毛沢東も。
