カエサルという、リーダー。

しかし、戦争となったら、勝つのはやっぱりカエサルの方なのではないだろうか。

リーダーまでは育てることが出来る。しかしリーダーのリーダーというのは、生まれるのを待つしかないのだろうか。

あるいは、「リーダーのリーダー」を必要としない社会こそ、目指すべき社会なのだろうか。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50902623.html


と、リーダーを期待する話を見ると、この本を思い出す。

ドイツ参謀本部―その栄光と終焉

ドイツ参謀本部―その栄光と終焉

 ビスマルクと、モルトケらドイツ参謀本部は、優れたリーダーと、優れたスタッフのバランスによって、成果を勝ち取ることができた。
 ドイツは、その後スタッフの養成に成功するが、リーダー不在の第一次世界大戦では、確かな目的もなく開戦し、厭戦気分が蔓延するなか、終戦となってしまう。そして、リーダーを待望したドイツに、どんなリーダーが君臨したかというと、高速道路を作り、オリンピックを成功させたあの人。



 そのヒトラーを打倒した側のヤルタ三巨頭の一人、チャーチルが、ハンニバルカエサル、ナポレオンに憧れていた、という説はおもしろいな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%AB