ウルトラマンとしての日米安保

http://blog.goo.ne.jp/yamakawa21/e/80d6694863e4099b65574569d6286c32

科学特捜隊の本部はパリにあった―。それは近未来、相次ぐ怪奇現象を解明し、怪獣の襲撃に備えるために創設された、捜査と実力行使の権限を有する精鋭部隊である。
その指揮権は、日本国でなく、パリの本部に属するため、科学特捜隊の怪獣への攻撃は、日本国憲法が禁じた「武力による紛争解決」に当たらない。
戦後19年、自衛隊発足から12年後にスタートしたTVシリーズ「ウルトラマン」には、各国の自衛権を超えた「世界警察」の姿が描かれていた。
しかし、科学特捜隊だけで怪獣を倒すことはできず、その力は、あくまでウルトラマンが現れるまでの「予備戦力」にすぎなかった。
その姿は、警察予備隊として発足し、米軍に守られながら、国土防衛に専念してきた「自衛隊」に重なるものがある。


もうすこし、いろいろあったような気がするが検索できない