"北米トヨタCEOが「今後もサイオンはプレミアム・コンパクトに注力する」と発言"

"まだ"という言葉は置いておくとして、気になるのは"プレミアム・コンパクトカー"だ。「FR-S(日本名:トヨタ 86)」などを見ても分かるように、そのラインナップに"プレミアム"な要素は何もない。MINIやフィアット「500」のようなライフスタイルを豊かにするテイストも感じられない。市販化が予定されている「iM コンセプト」(写真右)も、発売時には平凡なトヨタ「オーリス」(欧州市場向け)に近いものになるだろう。もちろん、サイオンがこれからラグジュアリー路線に進むことも不可能ではないが、そのために多大な時間やコストを掛けることは、現在のブランド・コンセプトに真っ向から反するアイディアに思われる。

http://jp.autoblog.com/2014/12/11/toyota-ceo-lentz-scion-small-premium-positioning/

「金が無い人のために、安い車をつくろう」と頑張っているうちに、「このクルマの為にお金を稼ごう」っていうプロダクトを作れなくなっていたでござる。