"今の時代、売れる商品なんてないのです"

http://www.ex-ma.com/blog/archives/697


これが"ブランド戦略"ってものかなあ。


直近でいうと、「レッドブル」っていう「エナジードリンク」がある。
エナジードリンク」というカテゴリー自体、無くても困らない代物で、成分だけを考えれば、リポDで十分OKだ*1。しかし、「エナジードリンク」っていうカテゴリーを認知させたことで、今までせいぜい偶にチオビタ飲むくらいだった大衆に、レッドブルを飲ませることに成功した。


あと、最近は「GoPro」かなあ。
http://www.gizmodo.jp/2014/05/gopronasdaq.html
デジカメ+ハウジングなんて随分昔からある。デバイスメーカーではないGoPro社がこれだけ売れるようになったのは、アクションカメラというカテゴリーを打ち立て、「GoProを見ると買ってアクションをしたくなる」というブランディングに成功したんだろうな。しばらく前に買ったSonyのデジカメ、屈曲光学系の奴だが、普通の格好で数mまで潜れる。手に持ってシュノーケルで潜水しても問題なし。でも、これ見たところで「アクション」する気は起きないもんな。


現行品
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-TX30/feature_1.html

*1:リポDがアジアへ輸出され、現地で類似品がつくられ、それを西欧人が見つけてプロモーション掛けたらF1を運営できるまでになった、って噂を見たことがある