CD売り上げは、1998年に最大値をとり、緩やかに減少しているという。
若者の自動車離れにスポーツカーの衰退、ゲーム業界(アーケード、据え置きコンシュマー機)の衰退、なんかは理由を議論するまでもないって感じだけれど。
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120623/1340426744
http://anond.hatelabo.jp/20120624000214
今気づいたのが、上記の2曲はどちらも歌詞が凄い。それは時代の空気を代弁していた。これを聞くことが、その時代を知ることだった。それは例えばこんな歌詞だ。
「勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく」
「流れる景色を必ず毎晩見ている 家に帰ったらひたすら眠るだけだから」
しかし、今はそういう情報はもうネットに溢れている。まとめサイトやニコニコ動画を見ているだけで、最先端の流行は把握できてしまう。そうして音楽は、そういう流行の最先端感を味わわせてくれる文化でなくなった。
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20120623/1340426744
単純に、音楽の盛衰って、楽器そのもののブームだったりするのね。
http://anond.hatelabo.jp/20120624000214
このへんは面白い指摘。
音楽の上部に「コミュニケーション」があり、下部には「(新しい)楽器による刺激がある」ということか。
ちょっと追記
ファッションにおける"「(特にデニムの)ダメージ感」の発見"と、ポピュラーミュージックにおける"エレキギターの歪の発見"*1は、産業革命やら複製芸術やら、そんなのを含めていろいろ趣き深いものがあるなあ。まあ、カノン*2からの逸脱を尊ぶ現象は、もっと以前にもあちこちで見いだせると思うけど。