入試でバスが大混雑した話を聞いた。
普段、バスに乗り付けない生徒が入試でバスに乗った。
通常の鉄道は、運行と切符購入が分離されているけど、後払いのバスは料金を支払わなければ降りることができない。慣れた人はパスカードやICカードを用意したり、小銭を用意しておいたりするのだが、中高生くらいだと、到着してから座席から飛び出し、それから鞄を開けて財布を捜す、なんていうのもザラにいる。で、財布をみつけ、財布を開けて小銭を捜し、料金表を見て、不足に気づき、札を両替して、料金を数えて投入し、やっと降りる。ここで、慣れた客なら端に寄ってこの行為を実施し、丁度支払える人やICカード、プリペイドカードの客は脇を通って下車するのだが、慣れない中高生はそういうことをしない。
で、払い終えて次の人が支払う段になる。と、彼は料金表示を眺めて財布を開け…と、壊滅的な事態になり、なんか学校前にはバスが７台連なっていたとか。３０分遅れたらしい。
なんか、全体最適にもとる話ではあるが。
