にわたま

・新聞の文化面に、町の本屋の危機に関するコラム。町の本屋が減っていて、残っている本屋の経営も厳しい、というもの。
・その中で具体的な対策らしいもの、改善に向けた本屋の意見として上がっていたのが「マージンを上げろ」。このコラムを読んで、町の本屋の淘汰は今後も加速度的に進むと確信した。
・そんなことしか言えないからダメなんだよ、と思う。

http://lsty.seesaa.net/article/19910840.html

 狭い意味での「町の本屋」は、地方ローカル鉄道のようなもので、まあ、存続は難しいだろう。
 半径800mとか、500mの商圏があって、徒歩で客が買いに来る、というマーケットは日本中で消滅しつつありそうだし。炭鉱、蒸気機関車のようにその役目を終えつつある、と考えているのだけど、もしかすると、淘汰を止める魔法の言葉があるのかもしれない。まあ、確かに日本のあちこちで、動体保存されているSLがあるが、その程度しか残らないのかもしれない。