ラノベの定義とアイデンティティーのクライシス

http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/TODAY/TODAY.HTM
ちょっと拡張した意味でのラノベは、絵と文が必須です。
文字が書けて、しかもイラストが描ける人間は、それなりにレアなため、ラノベの発行には編集者の存在が重要です。同じ文章を投稿し採用されたとしても、ラノベレーベルであれば原画師を手配し、いかにもなラノベになり、そうでないレーベルであれば、普通の小説になるでしょう。そのへん、区切りが明瞭な方向。


 飽きてきた。


 ネットで巡回しているあたりで、電撃文庫なりなんかの作品を指差して「これはラノベではない!」とか言い出したり、○○面白いよ、という人に「その本はラノベではありません!ラノベ以外を読むなんて、お兄様、堕落しました!!」なんていう偏狭な人間は見たこと無いけど、「ライトノベルファン」に「銀英伝」を推奨すべきかどうか、という問題が、ラノベファンのアイデンティティー問題を刺激した模様。


http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/lightnovelnumbers
この、発行部数リストを眺めると分かるとおもうけど、星海とかマリみてとかジャパネスクをどう分類しようか、いつもちょっと悩む。ある人が、「ラノベとは〜」「ラノベの中で〜」と言った時に、どこまでをラノベと見るかという境界問題は残る。