ネズミーのおいしいレストラン

 料理が苦手な見習いシェフと、料理の得意なネズミが、五つ星レストランで成功への道を目指す。
 そこに大事件が。
 彼らのことを嗅ぎつけたライバルが、彼らの料理に病原体を混ぜたのだ。
 七転八倒して嘔吐と下痢の末に病院に担ぎ込まれる客と審査員。営業停止。ネズミ駆除の業者が入る。状況ガス。苦しみながら息絶えるネズミの家族。追放される見習い。彼の懐には痙攣するネズミが。
 それからn年。
 ライバルが料理長となり、繁盛するレストラン。m周年のパーティーに並ぶ関係者。
 楽団の演奏が始まり、扉が閉まる。ライバルのスピーチ。
 お約束どおり照明が落ちる。と。闇に光る一対の赤い目。
 2対。4対。次々に増えていき、会場の周囲を埋め尽くす。
 パーティーはこれからだ。


 という話では無い模様。