物流費が9割

図書購入費が前年度の10分の1に激減
 山陽小野田市は二〇〇七年度当初予算案で図書購入費を大幅に削っている。中央、厚狭の両図書館の予算は〇六年度の十分の一に減り、新刊本、雑誌、新聞が満足にそろわない状況に陥る。八日から始まった定例市議会一般質問でも、複数の議員がこの問題を取り上げ、市の姿勢を問うた。白井博文市長は「図書館で本は命だが、新刊に限ったものではない。市民の協力を得て充実していくのも一つの方策。手法はいろいろあり、知恵が試されている」とした。

http://www.ubenippo.co.jp/one.php?no=3852

 店頭価格のうち、製造原価*1は1割くらい、という話がある。
 缶飲料の中身代、使い捨てカイロの袋の中身。
 こういう文字列をみると、ぼっている、企業の搾取だ、留保の無い生の肯定を!、と叫ぶ人もいそうだけど、飲み物を缶に入れて箱に詰めてトラックに乗せて問屋に運んで小売店に運んで箱から出して冷蔵ショーケースに並べて客が来たら売ってPOSに入れると、売価の9割くらいかかっちゃう、という話で、ロジには大変な負担がかかっている、という話。
 これは、地震のとき、物を送るなら金をくれ、といったボランティア団体?の話だったかな、たしかにそうだなぁ、と思った。被災地が寒いだろうな、と都会の人が使い捨てカイロを小包で送っても、それを管理し、必要な人に届けるためのロジへの負担は多大なものとなる。それより、金を貰って、必要があれば問屋からカイロを買って運んだほうが「安くつく」。

*1:なにをもって製造原価とするのかっていう話もある