「人間のくず」

【俺は頭がいい】*1
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50540298.html

我々は、どこまで隣人の心配をすれば「人間のくず」でなくなるのだろう?--

四半世紀前の、http://blog.livedoor.jp/dankogaiの管理人氏は「人間のくず」だったかもしれないし、私はクズだ。
プランテーションの低賃金で支えられた東南アジアのフルーツを食べ、アフリカのコーヒーを飲み、
アボリジニを皆殺しにして作られた農場で育った牛を食べる。
マングローブを伐採して作られた生簀のエビを食べ、
アフリカの餓える子供達への食料援助を横取りして購入した武器の輸出国を支援する新聞社や団体を放置している。
殺人犯の死刑執行ボタンを押すこともしないし、妊娠中絶を考えるひとのところに行って、産みなさい、ぼくが育てます、なんていうこともない。
劣化ウラン弾の飛び交う中東で産出された石油で作られた電気で、こうしてPCをカタカタやっている。


で、人間が、「人間のくず」でありながら、ちょっとマシな世の中にするために、税金を払い、社会に良心を仮託して、警察を維持し、海外援助を行い、救急車を走らせ、児童福祉を行なっているんじゃないかな。誰かがBlogをカタカタし、良い意見が広まり、みながより良い政治家を選べば、さらに世の中がちょっとは良くなるかもしれない。「人間のくず」の集まりでも、なんとかなるような社会の構築が理想だと思う。


と、そんな話に理解した。


ていうか、主題はタイトル行の下に。


一応叫んでおきます。
「無制限の生の肯定を!」デカルトデカルト