ライトノベルと地方都市

ラノベと地方都市、とくれば、桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸はうちぬけない」に代表される地方都市シリーズ、そして、新城カズマサマー/タイム/トラベラー」。で、検索したら、双方に言及したサイトがあったのでそれを掲載。

http://hobby.2log.net/outof/archives/blog193.html

サマー/タイム/トラベラー」で描かれる地方都市は一言で言って「未来の無さ」だ
ジャスコやらブックオフやら全国に一律で均質に存在する商業施設は、
宮台真二の言うところの「郊外」化の象徴で、とても空虚な空間を作り出す
だだっ広い田園の中にアスファルトの広い道路あり、
ぽつんとデカイ工場がたってたりする、そんな空虚な地方都市
 主人公の卓人は頭が良すぎて理解している
「こんな地方都市はどうしたって大した未来はねーよwwwwww」と

砂糖菓子の舞台となる街は、自衛隊くらいしか就職先がないし、少女には向かない職業、の舞台では、みな島から脱出することを望んでいる(瀬戸内海?)。

逆に、上記書評でも言及があった、スライムオンラインでは、地方から出てきたオンライン格闘ゲーマーが主人公。