日記の断片:ファッションと自作と軍備と

 ファッションの戦術的な部分って、自作と似ている。けれど、戦略的な部分というか、もっと外交的な部分って軍事と似ている気がする。
 普通の国は、一定の軍備を持って、その上で演習で恫喝したり演習で恫喝し返したりと示威行動をやりあって生きているわけだ。なかには、新鋭装備を誇示して周辺国を威圧する軍事国家もあったり。
 で、なかには「非武装中立」とか「無防備都市」を宣言するところもあったり、逆に、「うちは軍備がないけれど、なにから揃えたらいいでしょうか。やはり、戦車は時代遅れなので攻撃ヘリを一杯買おうかな」なんて質問するところもあったり。
 ということで、国内や、近所の弱小友好国と外交している間には問題がないのだが、多国籍軍に参加するときに、強国がビームスの戦車を持ってきて、一緒に参加するボクはイトーヨーカドージープだったりすると、なんかいたたまれなくなって、じゃあユニクロの装輪装甲車を買おうか、そんな兵器論になったりするのだが、そこへ、戦争反対、軍事力がないから圧力をかけるほうが悪い、という兵器論、戦術論、戦略論を超えた政治論がでてきたりするので議論っておもしろい。