http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004058.html
「
人間において思考を行っているのは脳ではない。身体全体でもない。考えることができるようにしているのは私たち全てがその産物である自然の歴史そのものである。
」
意識の解体もテーマの一つとなっている。
「意識とは身体の実存的環世界を、肉体が空間的物語的に解釈したものである。」
という結論がある。
これは、ノーレット・ランダーシュの「ユーザイリュージョン」とほぼ同じことを指している。私たちが見ているものは本質じゃないのである。幻想なのである。だが、その幻想を信じて必死に生きている私たちがつくりだす歴史は本物なのである、というのが私の理解。
farewellsongが聞こえてきました。