ネギま! vol.12

 読了。
 相変わらず面白くてムカつく*1
 どこか貶してやろうと思いながら食べた料理が美味しくてムカついたとか、そういう感じ。
 なんというか、キャラクターを設定するのは簡単だけど*2、二クラス60人のヒロインがいるマンガを描けばネギま!クラスのヒットが生まれるかというと、そうではないわけで。ヒロインを設定、バトルの演出にリソースを投入したのは赤松プロの功績だ。バトルについて賛否両論?があるようだけど、少なくとも単純に面白い。トーナメントを描けば誰でも(以下略)。構図やカメラ移動、建物の破壊表現、技、そういう演出の取り入れ方が上手い。背後の動きも適度に取り入れているので、ストーリーから遊離した印象を受けてはいない。
 ということで、エヴァ様と千雨と明日菜(ちっちゃい版)を応援しています。


 そういえば、巻頭で、衣服のデザインについての注が載っている。タイムリー。また、巻末では、3Dモデリングによる背景についての解説。タイムリー。是非、手下に3Dバスケット支援ツールを作らせて講談社に売り込んで下さい。構図支援システムとか。

*1:こういう表現は誤解を招くけど

*2:いや、難しいかな