企業が求めるのは予算を抑えられるアダルト重視作品

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アダルトに特化した作品ならば、シナリオ量は800KB(40万文字ほど)があれば十分です。
これは、一日に一万文字書くシナリオライターなら、2ヶ月もあれば十分に書く事のできる数値になります。
そうすれば、同人に原画を動かし、後はグラフィッカーを回し、スクリプトを組めば非常に早く終わるのです。
早く終わらせなければ、その分人件費が掛かりますので、問題になります。
また、シナリオ量が長いと、チェックやスクリプトデバッグにも時間が掛かってしまいます。
また、フルボイスのエロゲーは、なぜか猛烈に声優へのギャラが高い!!
(マジで何故だ!?)
つまり、シナリオライターは、大作を作るよりもアダルトの力を重視されてしまうのが普通なのです。

話はちょっとずれますが、この間札幌にジョイまっくすさんが来たときに、「ニトロプラスは儲かっていない!!」という話をしていました。
私は、ウソを言っていると思って、後で業界の人に本当かどうか聞いてみたところ、本当に儲かっていないそうです(汗
人海戦術を掛けすぎて、採算を取るので精一杯だそうです。
しかし、アダルト要素に特化した作品しか作らない、某会社は業界の売り上げのトップクラスを取っていました。

総売り上げと、利益は同一概念ではないことに一応注意。