"パッケージング"の話

http://blog.goo.ne.jp/kamimagi/e/1ced7d1609b7e7b744f905cc62a3ef52

 なんで、俺ってパッケージ化されたものについてしか真剣に考えられないんだろう。
 webにあふれてる筈の個人で行ってるような無料の良コンテンツが批評の網に引っかからない。
 うーん。無意識にマスメディアに対する優越性みたいなものが存在するのかも。

 いや、それだけパッケージングの重要性が高い、というのではないかと思われ。
 ノンパッケージのコンテントと、パッケージされたコンテントは、単にパックする手間だけの差ではなく、コンテントの階梯を上げる*1。だから、ファイルをupするだけならタダなのに、みな同人誌を作るのではないかな。
 食材を並べるのが料理ではないし、戦車大隊と歩兵大隊と砲兵大隊を並べれば電撃戦ができるわけではない。喫茶店*2で食べた、ケーキセットのお茶は美味しかったのに、そこでわけてもらった茶葉を自分の家で淹れて湯飲みでのんだら今ひとつだった、という状況はいかにもありそうだ。
 パッケージングの良し悪しと別に、パーツであるコンテンツの良し悪しを評価する能力は編集者になるには必要なのかもしれないけれど、それはまた別の話。

*1:いい表現が見つからない

*2:メイドさんがいるとよい?