"萌える諸子百家"

http://d.hatena.ne.jp/ityou/20051004

ある晴れた日、荘子と恵子とが連れ立って、川沿いの土手を歩いていた。


荘子「あー、暑い。おっ、見ろよ、魚が泳いでる。気持ちよさそうだよなあ」


恵子「魚の気持ちがどうしてわかるのよ。あんた、魚? 馬鹿?」


そこで荘子は恵子を突き飛ばした。


恵子「なっ!?」だばだばだばば ざばー


恵子「な、ななななにするのよっ!! いったい、あんた、わたし――」


荘子「あばれるなって。足着くだろ、ほら。浅いし、流れも遅いし。」


恵子「何のつもり…」


荘子「こっちから引っ張るから、ちょっと寝そべってみ。空向いて」


恵子「………。」


荘子「冷たくて、気持ちいいだろ。昔、ときどき魚釣りに来たんだ」


恵子「聞こえない」


背泳ぎの体勢だから耳が水に浸かっていて聞こえないのだ


荘子「昔、ときどきここで泳いでたんだ」


恵子「聞こえない!」


荘子「ま、いいや。だいたいわかるだろ? こんな時どんなこと言ってるのかなんてさ。」


恵子「(わかるもんですか…あんたの言ってることなんて。直接声が伝わったって伝わらないのに。)」


荘子「え? 何だって?」


恵子「服びしょびしょで最悪! 馬鹿、乱暴者、考えなし! って、言ったの!」

この調子で萌える論語とか萌える旧約(以下略
という、単なる萌え話でないと思われるので詳細はリンク先。