種死

 まったりした回。夢を、他人に明け渡してしまってはいけない、という、割と好きなフレーズが出てきた。こういう水準で話を進める気なんだろう。
 ミーア、改造前の姿をラクスに開示する。普通の(現代でフツー、という普通の)スペックだった。ある種の作家は、ハイスペックな女性とゴリしか書けない*1。この技術上の問題が、作品の構成自体を制約することもあるのだろう。
 対狙撃戦。なんかずいぶん甘め。彼らは、別にSATでもSWATでもグリンベレーでもない、パイロットなのでアレはアレでいいのだけれど、助かったのは僥倖だよな。

*1:尖った顎、細く長い目という、一種類の原型しかもっていないと、ハイスペック男女から、普通、ロースペックな男女というスペクトラムを表現できない。