(アニプリ)考察の書き方

http://www.puni.net/~anyo/diary/200502.html#20050225

 まず、一般的な批判にきちんと目を向けながら、作品のよさを疑わないこと。前者だけだと冷たい分析的考察になっちゃうし、後者だけだとたんなる信仰告白的電波になっちゃう。また、一般的な悪評の根拠は、「実はそこでこそ主題がきちんと描かれていたのだ」などとうまいことひっくり返せるととても気持ちいい。そして、そこが考察のオリジナリティにもなる。
 次に、読者がその作品を好きになってくれるような、少なくとももう一度見てみたくなるような、文章を心がけること。これがないと愛に欠けた第三者的な考察や「ためにする」考察になっちゃう。
 最後に、自分の努力がどれだけ馬鹿馬鹿しいものかに漠然と思いをはせつつ、でも楽しいよねー、と感じること。自分が楽しめないと書けません。

 美味しい料理と、良く出来た料理と、好きな料理は微妙に違う。自分の書くものは、
 ・○月×日 △△を食べた
 以上のものではないんだな。