では、運休だ。

しばらく前に、日本海沿岸で、列車の脱線事故があった。
強風が吹けば、脱線のリスクが高くなる。
速度を落せば、到着が遅くなるし、運休すれば客が困るだろう。
それに、到着が遅れると、日勤教育の対象となるかもしれない*1
きっと、運転手は、リスクと利便性を考慮し、速度を調節し、運転をしていたと思う。
しかし、そうしていても事故は起こる。


事故が起こると

風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ ...

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%F7%A4%CE%C2%A9%A4%C5%A4%AB%A4%A4%A4%F2%B4%B6%A4%B8%A4%C6%A4%A4%A4%EC%A4%D0%A1%A2%BB%F6%C1%B0%A4%CB%B5%A4%C7%DB%A4%AC%A4%A2%A4%C3%A4%BF%A4%CF%A4%BA%A4%C0

 と、風の息づかいを感じられない、運転手の資質に問題があるような報道をされる。マスコミ全体の問題なのか、社固有の問題なのか、それは不明。なーに、免疫力がつく。


事故に関する経過は、wikipediaの記述に詳しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E7%BE%BD%E8%B6%8A%E6%9C%AC%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85

あまり知らなかったけど、救急活動、事故調査委員会JR東日本の事後対策も、良好に行われていたようだ*2



その後、強風による遅延・運休が増えた気がする。きっと、それが国民の判断なのだろう。運行しない列車には事故がないのだから。

*1:西日本の場合

*2:但しソースはwikipedia