クルマの序列

昔は、トヨタ車のヒエラルキーが分かりやすかった。
スターレットカローラ、コロナ、マークII、クラウン(センチュリー)。
まあ、知ってるからわかりやすいってところでもある。

BMWもわかりやすかった。
1,3,5,7シリーズである。
中途からクーペを偶数にしたり、そうしたら既存の2シリーズと見分けがつかなくなりそうになったりと大変だが。


分かりにくいのがSUVである。20世紀から続く伝統ある?SUVはそう多くない。
パジェロランクルプラドという3lクラスの都会派クロカン、そしてランクル、サファリという4lクラスのクロカン、あとジムニー
それからRAV-4、CR-Vなんかが出てきたがベース車より1ランク上な感じはある。

分かりにくさに拍車を掛けるのが混沌とした排気量。スターレットが1.2l、カローラが1.5l、コロナが1.8l、マークIIが2l、クラウンが3l、みたいに数字の大小が簡単だった時代と違い、今は「1.2lターボと1.5l HVと 2l NA どれが偉い?」状態。



そうすると、車、特にSUVの序列を表すのに便利なのはマツダ車ではないか。
CX-3、CX-30、CX-5、CX-60、CX-8 となる。全長はそれぞれ
CX-3 4275 1.5l
CX-30 4395 2l
CX-5 4575 2l
1l-1.2lクラスのSUVに欠けるのが難点か。CX-2を作れば…





さて、そんなわけで点検の合間にCX-30クラスの展示車に座ってみた。CX-5クラスのクルマに比べると、後席はちょっと狭いしトランクも少し小さい。やっぱ、CX-5クラスかな…