"車載用オーディオPC誕生。オリオスペック「canarino12V」は、車におけるハイレゾ再生を変える"

http://www.stereosound.co.jp/news/article/2017/07/13/58577.html

車載用パワーアンプのような筐体に、mini-ITXマザボを入れ、そこにDC-DCコンバーター入れて12Vに対応させてる感じ。
CPUは、ATOM系と思われるPentium J3710。
Thin-mini-ITXとかACアダプタ駆動だし、Atom系でもACアダプタ駆動のマザボあるし、NUCもそうだけど、信頼性のある工業用とか車載用のマザボ使ったのかな。
個人用なら、そういうのに、シガーソケット電源利用のノートPC用ACアダプタを使うのが速いか(もっとも、常時通電で、ACCに連動して起動/シャットダウン、とか個人にはホネかも)


canarino12V Ver.1.0の価格は¥200,000(税別)となる予定だ。

 本機は、クルマの供給電源である直流12Vで動作するパーソナルコンピューターで、電源以外でも車載環境に合わせた仕様で仕上げられている。動作OSはwindows10(プリインストール済み)で、車両のACCオンとともに起動する。そしてこちらもプリインストールされている音楽再生アプリケーションfoobar2000が立ち上がる。また、エンジンを切ったとき(ACCオフ)には、自動的にシャットダウンするというものだ。このほかにも、車両にマウントしやすいシャーシを採用するなど、車載専用機として完成させている。

 また、通常は使用することはないかもしれないが、ディスプレイポートを装備し、マウスを接続することもできるため、普通のPC同様の使い方もできる。家庭用カスタムPCをクルマ用に姿をアレンジしたものとも見受けられがちだが、高い信頼性が求められる電源回路には車載環境で実績のあるサーキットを組んだとのこと。

 本機の特筆すべきところは、オーディオ再生用PCをそのままクルマに持ち込んだ点。しかも市販の簡易Wi-Fiルーターの追加で、タブレットPCスマートフォンのアプリで楽曲再生捜査をワイヤレスで行うこともできる。canarino12Vの登場により、ハイレゾ音源のほぼすべてが再生可能とした。カーオーディオ界の本格ハイレゾ時代の最先鋒となる製品と言えそうだ。

canarino12Vの主な仕様
CPU: インテル Quad-Core Pentium Processor J3710 (up to 2.64 GHz)
メモリ:DDR3-1600 SO-DIMM 4GB 搭載
    (2GB×2枚搭載、空きスロット×0)
    最大16GB(8GB×2枚)までカスタマイズ可能
システムディスク:120GB 2.5インチ SSD
        (最大4TBまでカスタマイズ可能)
光学ドライブ:なし
ビデオ:CPU内蔵GPUを使用
   (Integrated Intel HD Graphics 405)
サウンドRealtek ALC892 Audio Codec
ストレージポート:4×SATA 6Gb/s
LANポート:1×Gigabit LAN×1
     (Realtek RTL8111GR)
USB端子:USB3.0 Type-A×4、USB2.0 Type-A×4
映像出力端子:DVI-D×1、HDMI×1、
       DisplayPort(Ver1.1a)×1
LAN端子:Gigabit LAN×1
PCIe拡張スロット:0
ドライブベイ(空き):2.5インチベイ×1(0)
電源:160W(6v-24v input range)
   ACC連動対応 車載用 DC-DC電源
OS:Microsoft Windows10 Home 64bit
再生ソフト:foobar2000プリインストール
外形寸法:W235×H80×D254mm
保証:1年間 持込修理保証