「普段は、自動車に乗るけど、災害で使えないときに乗る鉄道は存続してほしい*1」
「普段は、街道沿いのセルフスタンドで給油するけど、ガス欠寸前のときに使う地元のスタンドは存続してほしい」
「普段は、安いドラッグストアで薬を買うけど、夜中に高熱が出たときに叩き起こす個人薬局は存続してほしい」*2
「普段は、安いドラッグストアでオムツを買うけど、外出先で急に不足したときに使う紙おむつをコンビニは在庫してほしい(一枚あたりの値段は、ドラッグストアと同程度でね!)」←new!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00010002-bfj-soci
一方、指先ひとつでポチッとすれば、大容量パックのおむつをすぐに宅配してもらえる時代でもある。割高なおむつを買わざるをえない機会が、頻繁にあるわけではない。
子育て世代の間では、コンビニにはおむつを置いていないだろう、という暗黙の了解がすでにあり、店舗に直接、問い合わせないのかもしれない。また、おむつが必要な期間はわずか2-3年程度で、それを過ぎると、外出先で困ることはなくなる。
「コンビニにおむつを置いてほしい」、つまり「外出先でパパッとおむつが買えたらいいのに」というニーズは、立地や客層によるだけではなく、あったとしても吸い上げられづらいものなのだろう。世代交代し、ときどき話題になりながらも、子育ての「些細な不便」として、続いていくのだろう。