バイクラック

http://goldhead.hatenablog.com/entry/2016/07/18/182143
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20160720/roadbike_stand


まあ、素直に考えれば、「バイクラック設置による波及効果」と「バイクラック設置コスト」の比較であり、ゲート式自動車駐車場設置のための莫大な費用に比べれば、バイクラックを置いてボルト止する費用は安価(比較すれば安価)なので、自治体として検討してもいいし、また、初期費用は安いとはいえ、ボルト止めはユーザーが勝手にはできないので、極端な話、ユーザーグループがお小遣い出し合って設置するとしても、行政の支援は重要にはなる。

一方で、どうにも自治体系は対応が遅れているように感じてならない。いつだったか忘れたが、鎌倉の大仏だか八幡様だかに行ったとき、自転車を止める場所がようわからなかったので、警備員さんに訊いたところ、「鎌倉は遅れてるから駐輪場ないんですよ」とか言われたりした。

また、仕事関係で、ある公立公園の園長さんと話しているとき、その公園に珍しく自転車のラックがあるものだから話を振ってみたら「サイクリングコース沿いにあって、休憩する人たちが芝生に寝かせて芝生が傷むから、仕方なく置いた」とかいうことだった。とてもじゃないが、「自分も自転車乗るので助かります」とは言えなかった。

しかしまあ、「利便性」を無視され、原理原則を押し立てられた経験のある人は、こういうところで逆襲してくるよな。