ケースの選び方

http://dospara.net/custom/case.html

大型←→小型

 同じフォームファクタATXとか、mini-ITXとか)でも、大型のものと小型のものがある。小さいものは「ATXが、このスペースに収められる!」と宣伝されるが、フォームファクタに比して小型の場合、パーツ(特に電源)の大きさに制限が加えられることが多い。冷却や、組み立ての容易度も変わってくる。ケースは、通例、空の写真が掲載されるが、電源コードなど配線部材は結構場所を取る。

静音←→冷却

 まあ、いうまでもないアレ。穴を空けまくって大口径ファンをぶんぶん回すと冷える。が、煩い。中には、「素晴らしい空気の流れを実現!」みたいな宣伝文句を載せるところもあるが、電源コードなど配線部材を詰めるとあっというまに気流は阻害されるため、低消費電力パーツで揃えるのでなければ、あまり期待しないほうが無難。


前面端子

USB3.0x2、USB2.0 x2がデフォかと思ったら、まだUSB2.0のみのケースがあるのね、って「2013年6月時点」か。別の項で述べるが、オープンベイが空いていればベイアクセサリで端子は増やせる。

オープンベイ←→シャドウベイ

ANTEC NINEHUNDREDTWO は、上から下まで5"オープンベイとして使えるタイプ。ただ、通常のケースのように、上部に2〜3個の5"オープンベイを設置し、下部に取り外し可能な3.5" シャドウベイを横向けに設置し、ケースの右側面から配線可能にしたり、シャドウベイの一部を取り外して長大なビデオカードを搭載可能にするほうが利便性が高いと思われる。

SSD対応

 3.5" HDDを大量に乗っけて… という時代は去っていき、2.5"SSD、そして、PCIe接続のSSDの時代になってきたようだ。ともあれ、スペーサーなど介さずに2.5" SSDをマウントできるケースは増えてきている模様。