「ラップトップは高価だ。だから悪くなった部品をユーザー自らが修理し、新しい技術の進展に合わせて自分のハードを最新のものにアップグレード出来ることが決定的に重要だ」と iFixit の Kyle Wiens はいう。「内部がお互いに接着されていることもあって、新 MacBook Pro のアップレードは事実上不可能だ。このため将来メモリーやストレージ技術が進化しても適応できない初めての MacBook Pro ということになる。」
http://maclalala2.wordpress.com/2012/06/14/retina-macbook-pro-%E3%81%AF%E4%BA%8B%E5%AE%9F%E4%B8%8A%E4%BF%AE%E7%90%86%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%83%BD/
しかしコンピュータオタクを別にすれば、新 MacBook Pro が事実上修理不可能でも、一般消費者が気にするとは思えない。結局購入者のほとんどは自ら修理することなど考えず、修理オタクが好むものより薄型ラップトップの方を好むだろう。私だってコンピュータオタクだが、アップグレード信仰は自作のデスクトップマシンに限ることにしている。自分の MacBook Air が基本的には密封された魔法の箱であっても何ら問題を感じていない。
基本的に、ネジ&コネクタで装着されているパーツの交換までは可能でも、ロジックボード直付けパーツの交換はハードル高いし。「純正RAM&HDDが著しく高価」であった時代は、最低容量のPCを書い、ノーブランド商品でアップグレードするのが賢かったけれど、最近はねぇ。Thinkpadはファンやキーボードを売ってくれて、それを自力で交換できたけど、この御時世だものなあ。MBP retina,SSD 256GB/RAM 8GBスタート。RAMは、16GB 1,600MHz DDR3L SDRAM [プラス ¥17,600]なので、著しく高価とは言えないかなあ。これが、スタート2GB、追加2GB5万円、とか言ったら、「俺に追加させろ」という声が高まったかもしれないけど。