勝利の要因に占める割合は、事前の作戦計画が25%、実行力が50%、武運
が25%といわれる。その後の日本陸軍は、モルトケの戦略の冴えに幻惑されたかのように、また、
大山と児玉あるいは児玉と乃木の関係をかたちだけ真似ようと武運に頼り、本
来なすべき「50%の実行力」の整備をまっとうしえず、軍のあるべき姿から遠ざ
かっていった。(矢澤 元 『勝者の決断ー指揮官と参謀の戦略思考』 《ダイヤモンド社》)
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