子供と優劣

http://anond.hatelabo.jp/20080503192801


科学は価値判断をしないものだと思っている。
子供が多いほどえらいなら、マンボウがえらいのか。ショートレーザー超連射


少産と多産については、r-K戦略説があるので参考に。

また、子の生存が、偶然に左右される場合も、この戦略を取らねばならない。たとえば、生息区域が一定せず、毎年生息可能な場所が変わるような場合がそれである。安定した植生が撹乱されたところにのみ出現する雑草など、撹乱がなくなり、植生が安定した遷移をたどるところには生育できない。子孫が確実に撹乱された場所にたどり着くためには、多数の種子を、広くばらまく必要がある。あるいは、寄生生物などは、新しい宿主にたどり着けるかどうかに偶然の要素が大きく、どうしても多数の子を作っておかねばならない。
他方、熱帯雨林のように物理化学的には生息に適した環境では、生存に影響を与えるのは、主として生物間の競争である。このような条件下では、少数の子を確実に育てることが重要になると考えられる。つまり、K戦略を取るものが多いと言われる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/R-K%E6%88%A6%E7%95%A5%E8%AA%AC

 あと、K戦略の極端な場合、つまり子をつくらない場合も、近縁遺伝子が残せればいい、という解釈も可能かな。
 全種族が無産となれば、その種は潰えるわけだが、その価値判断は科学の役割ではないかなぁ。