湯加減の問題か、会議妨害か

議論が煮詰まって敗色(議論に勝敗などないと思っているけど)が明らかになってくると、よく登場する論法ですが、これを発する人は「どちらも悪いのに一方は許容されている!おかしい」として、Aも許容されるべき、と繋ぎたがります。

しかし、どっちも悪いなら両者とも許容されるべきではない、というのが筋論。ここで当初の「一緒に許容される」ということは否定されます。残された道はともに滅ぶこと。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20080122/p2

 スピード違反でたとえてみます。
 たとえ話には注意。


 ある人が、速度超過で捕まったとします。
 そこで、「他にも違反車がいるのに、俺だけなんで」とか、「捕まっていない凶悪犯がいるのだからそっちを捕まえろよ」という発言が想定されます。


 逆に、公安が特定人物を尾行し、速度超過を見つけたら逮捕、駐車したら逮捕、マンションの敷地を横切ったら逮捕、公文書を誤記したら検挙、というケースも考えられます。


 飽きてきた。


 たいがい、何かを禁止するときは、公共性や重大性を加味して行われ、取締り方法もそれらに準じて行われる。それを一から説明するのは面倒なのと、文句をつける人間は、公共性というものを無視してるので、話すだけ無駄、というのもあるのだろう。