ナチドミノ

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.j-cast.com/2007/09/18011417.html
に限らず、関係の薄いものをナチに結びつける記述をみると、共感するより先に、記述者の思考の方が気になってしまう。あ、はいはい。反ナチに異議を唱える人間は、ドミノ倒しで親衛隊まで何マイル。

冬服

 ヒトラーが、冬服を前線に送らなかった故事を思い出した。
 「ヒトラーがアホやからや」
 と、ヒトラーを馬鹿にするのは楽しいが、あ、ヒトラーを馬鹿にしないとSSまで何マイル、といわれてしまうし、前線までの輸送能力が限界に達していて、服を送る余力が無かった、という噂を見たことがある。つまり、冬服を送ると、弾薬と燃料が不足することになり、攻勢が限界に達すると、反撃ターンになり、冬服を着てゆっくり冬をすごす、というわけにもいかなくなる。難しいものである。
 密林には果実が一杯、の故事に似ているが、あちらは、軍官僚の目的は、戦闘の勝利や戦略目標の達成、ではなくて、次なる料亭だ、という、それだけの話なのだろう。