ユニフォームを汚す社員は仕事ができない"

 我が社の社員を見ていて気づくことがあります。仕事ができない(=なかなか成果を上げられない)社員は、やはり身の回りを乱雑にしていることです。反対に、仕事ができる社員は常に周囲をきちんと整えて、仕事に備えている。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/aa/75/index.html

 なんかDisろうかと思ったけど、

 もちろん我が社では毎日30分間の環境整備を行なっていますから、仕事ができない社員であっても相応の整理整頓はしています。

 これを見てやめる。


 モノは、「ある/ない」の、二元論で片付けられるものではない。片付けると楽しいけど。戦車の砲弾は、即応弾を砲塔の近くにおいておいて、そうでないのは車体のキャビネットにいれてあったりする*1。敵を打つときに、砲弾を車体の裏の方にとりに行ったら間に合わないし、全部砲塔に置いておくと、誘爆した時に悲しい。
 物品であれば、定数を決めて、ラックに配置、大ロットのものは倉庫に置くとか。で、頻用でないものは、頻用でないものリストをつくって場所を書いておく。そうしないで、ワゴンやラックに煩雑においておくと、定数切れや、誤配置を認識することができない。そう。モノが沢山あるのは、ノイズも沢山ある、ということだ。で、ここにあるのと、あそこにあるのと、どこかにあるはずだ、というのは、物品の探索コストという点で大違い。


 もちろん、一糸乱れぬ行進を誇った軍隊が、食料も弾薬も与えられぬまま、一糸乱れず進軍し、そのまま(略)だったり、一糸乱れず攻撃を繰り返し、ルーチンワークで迎撃されたり、一糸乱れぬよう訓練された兵隊が、糸が切れたらどうしたらいいのかわからず、ペラペラしゃべってしまったりと、まあ、なんであるアイデアル

*1:手動装填のときね