ちょっとおへんじ

http://anond.hatelabo.jp/20070725010703
 昔は、働く理由が、部族のため、親のため、と、地域コミュニティーの掟とか神話とか道徳とか、そういうもので決まっていました。実はしらないけど。疑問に思っても、一部の国の高等遊民以外、村と離れて生活することは困難でした。価値は、土地と部族と神話と風習に繋ぎとめられていました。そのなかで、生きること、学ぶこと、社会の一員たること、働くこと、全て一体となっていたのでしょう。実はしらないけど。
 だけど、ニーチェによって神は殺され、ダーウィンは進化論を唱えました。人間は動物です。
 ここで、人間が、ただ単に動物でしかないなら、何もしないことが適応です。腹いっぱいになったら寝る。一日分の食料を得たら寝る。ところが、明日の為にとより多く働く人もいるし、他人の為に労働の成果を投げ出す人、徹夜でオープンソースコミュニティーの為に作業する人もいるでしょう。そこで、マスローです。短期的な適応ではなくて中期的、長期的な適応を目指す人間、長期的にすら適応しない人間を記述するのには、マスローの説は便利です。さらに、食費を削って商品を買わせたり、残業手当無しで徹夜させたり、するときにもマスローの説は便利なので、企業な人はよく使うようです。


マスローと時代背景
http://www.rr.iij4u.or.jp/~ytr15305/kokoronobyouki.html