電撃の、銀英伝コンパチ小説。
評判が悪いので買ってみた。
最初の数行で死にそうになったが、読みすすめると面白い。
後半、死にそうになりながら読む本も存在するのに、これは楽しみながら読める。
表紙イラストも、結構購買意欲を減退させるものだが、P150のネリィなんかは好みの範疇だ。
さて、銀英伝自体、読んでいるとイマジネーションが広がる話だ。合戦のシーンでは、広い草原が瞼に浮かび、馬の嘶きが、剣戟が聴こえてくる。
この作品では、一歩進めて、宇宙艦に、ランスとか剣がついていて、敵のバリアや武器と一騎打ちが行われたりする。そのうち、宇宙孔明の罠、宇宙伏兵に宇宙家計、じゃなくて、宇宙火計、宇宙草原に宇宙油を撒いて、敵を宇宙火あぶりにしたり、宇宙要塞にむけて次元トンネルを掘り、宇宙城門をこじあけたり、宇宙水攻めを行ったりしないかと、楽しみで仕方がない。