コダックの没落

 その失敗のツケは、とてつもなく大きかった。日本のキャノンが破竹の勢いでデジタル市場を制圧したのとは対照的に、コダックは10年以上にも及ぶ人員削減で疲弊しきっている。人員を減らし、プリンター市場に進出するなどの努力にもかかわらず、投資家の視線は懐疑的だ。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/04/20070304000020.html

 コダックとキャノンを比べるのはヘンな気も。
 コダックのフィルム部門は、はっきりいって衰退した産業で、フィルム(DPE)関係の開発・宣伝・物流関係は、全て無用になったわけで、経営陣にできた最高のことは、評価が絶頂だったころにマヌケに資産を売りつけて、マイクロソフトの株を買い求めることぐらいだったのでは。
 コダック自体は、デジカメ初期からニコンなんかと組んで、報道用ハイエンドデジタル一眼を開発したりしていたんだけどね。