カテゴリーとか、ジャンルとか

「AであるかBであるか」という論法がつかえるのは、AとBの中間状態が無い、不安定である、法規制されている、不経済である、などの場合で、こういう排中律付き二元論が成立しない場合に無理やりこういう論法を使う人を見たときには、その真意を考えると面白い。白と黒の間には、さまざまなグレーがあるし、また、000000とFFFFFFの外側にも、環境光より暗い黒と、バックライト光より明るい白があることを忘れると楽しい。
「FFFFFFだけが白だ」
「F5F5F5も、whitesmokeだから白だよ」
「D3D3D3が、lightgreyだ。だから、ここまでが白」
「FFFFFFを、FEFEFEと、一段階暗くしても、やはり白いだろう。もう一段階暗くした、FDFDFDもやっぱり白い。したがって、000000も白い」
「あなたが白と思った色が白です」

 
参考:Web Color 以外の色--http://noz.day-break.net/webcolor/colorname.html