貨幣の話の続き

http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20051219#1134994947

ナノマシンヴァットにゴミクズ放り込んでボタンを押すと何でも出てくる、みたいな。

 うひょー。
 「リソースが遍在するため分配が不必要な社会」
 これは考えつかなかった。
 ナノマシンを建造するための資本、という前提をどうするか、だけど、「高度に進化した種族が残した遺跡に生活する民族」という前提にすればOK。びっくりするほどユートピア*1
 あ、ある種のすぺおぺでは、「ワープに必要な特殊鉱物」なんかが通貨代わりに使用されてますな。


しかし、経済的必要性のみが「交換」の原則ではなく、贈与=被贈与の関係性が人間社会を構築する重要な要素であるとするなら、貨幣以外の交換形態が存在していてもおかしくないんじゃないでしょうか、とか。

 そういえば、ティファニーの銀製品が通貨のように流通する季節がありましたね。

存在しないのは狭義の「貨幣」でしかなく、なんらかの交換物が社会内部での流通に関与しているのかもしれません。はてなポイントとか(ぇ

 それを広義の貨幣と呼べばいいんじゃないかと。


 まあ、要は女の子次第というものかな。
 身長とか体重とか年齢とか。

 ぶっちゃけ、女の子がフィクション的に強い強制力を持ち、お城のてっぺんから紙幣を見せて、おまえら人頭税、一人1000ヘセタ一年後に払え。この紙幣で。入手法は自分で考えろ、と叫べば、あとは住民が交換規則を定めてなんとかするでしょう。女の子に役務を提供し、紙幣を回収し、あとは、役務を提供した人間達がそれを分配する。

*1:ぶっちゃけ、今の日本もカロリーや鉄生産という意味では十分遍在している。ただ、それを分配するためのコストは高く、そのため低所得者には行き渡らない、怒りの葡萄状態