"相対的剥奪感(relative deprivation)"

http://blog.goo.ne.jp/kanime_korea/e/b20acc94ce0a7953009c6cfd880f0582

そう、ここで言う「誰でも」がくせ者だ。
接客にしても昇進にしても「平等」に近づくほど、逆に阻害された時の憤りが大きくなる。
むろん、その「平等」が何であるかは、様々だ。
実体が伴っている場合もあれば、「そう見える」だけのケースもあるだろう。
だが、タテマエであっても、平等幻想がある場合、そこから外れると、怒りプンプンとなってしまうわけだ。

 階層化が進み、同じ階層では平等(幻想)が進行し、違う階層間の断絶は進んでいる。だから、「客」は「店員」に暴言を吐いてもいいし、同じ階層であれば排斥されないように気を使う。ある意味、「店員」という立場にならずに住む、セレブと逆セレブは暴言吐き放題なわけだ。ピリピリ感は、アチラ側へ落ちるかもしれないというタイトロープな気分かな。