踏切事故

 迂回(うかい)路はある。北に100メートル離れた竹ノ塚駅を歩道橋代わりに利用できるほか、150メートル南にある歩道橋は自転車での通行も可能。これらを使えば余分にかかる時間は5分程度だが、歩道橋を渡る姿は少ない。
 遮断機を操作する詰め所は踏切のすぐそば。中にいる係員に向かって、電車の通過を待つ人が「いつ開くんだ」「早く開けろ」と怒鳴り声を浴びせることもあるという。
 「救急車が待っている時などはすぐにでも開けたくなる」。別の手動式踏切で働く男性駅員は、渋滞時などに強いプレッシャーを感じると打ち明ける。小松容疑者の行為について「やってはいけない」としながらも、「善かれと思ってしたことだと思う」と同情も寄せる。 

個人的には、踏み切りはやめて、"Your Own Risk"、"転んでも泣かない"方式で、遮断機をくぐるか、おとなしく待つか、どちらかにすればよいのにとは思う。