- 作者: いわなぎ一葉,AKIRA
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/09/16
- メディア: 文庫
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終焉の予感が漂う王国。父と弟を失い王位につき、政治に関心を示さない我侭な女王。野心を抱いて彼女に接近する主人公。細かいところで自分的にツッコミどころは多いけど、「障害を乗り越えるたびに純化される二人の想い」の描写は素晴らしい。我侭な女王は自分の役割を認識し、野心に燃えていた主人公は、自分の責任というものを理解し、成長していく。で、時々エロゲ脳が回転し、ここでエチシーンだと一枚絵を想像したり、分岐と個別エンドを考えてしまったことは秘密。