もう廃番のエンコソフト。どのソフトも一長一短があるだろうが
長所
「4スレ同時エンコ」「QSV使用」「フォルダ監視機能」があり、.TSファイルを実時間の1/3~1/5でエンコできる。直列とみなせば、1/10~1/20の時間でエンコできることとなる。また、ネットワーク(が生きていれば)越しにエンコマシンに動画を流し込み、流れた順にエンコ、って手順が作れる。
欠点
細かな設定はできず、2pass設定のない1pass専用のため、調整に限界がある。「サイズ、画質ともギリギリのところを追及(して、Youtubeやニコ動にアップ)」のような用途には向かないだろう。また、ログを吐かず、監視フォルダのファイルをスキャンしている間は他の動作を受け付けないため、壊れたファイルにぶちあたるとフリーズしたり*1と、バッチ処理にしては限界がある。
エンコ例
1'22" , 1920x1024, 187MB→1280x720
出力解像度 | 固定化量子数 | size | time(s) |
HD | 20 | 60 | 14 |
HD | 25 | 30 | N/A |
HD | 30 | 17 | 13 |
FHD | 20 | 153 | 21 |
FHD | 30 | 46 | 16 |
サイズが、FHD Q30< HD Q20になってる。これ、デジカメで、「高解像度、高圧縮率(小ファイルサイズ)と中解像度、低圧縮率の設定でサイズが同じ場合、どっちを選ぼうか?」的問題に似てるかな。