http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20150421_698910.html
これらは、Haswell Refreshこと第4世代Core i3とPentiumの新たなモデル。すでに発売されているCore i3-4160、Pentium G3460、Pentium G3250のマイナーチェンジ版と言えるモデルで、それぞれ動作クロックが100MHzアップしている。
LGA1150を継続するBroadwellの次に、チップセットを変えてきたSkylakeがでてくるので、待てるなら待ってもいいかも。DDR4も使えるし。
http://ascii.jp/elem/000/000/989/989287/#eid989295
さて、これに絡んでくるのがSkylakeの存在である。かつてはSkylakeはBroadwellの次、という位置づけにあったのだが、Broadwellの遅れによってほぼ同じタイミングで投入されかねない状況になってきた。
Skylakeそのものの内部構造などはまだ一切不明だが、筆者自身はHaswellベースのフロントエンドを強化したものになると推定している。
今のHaswell/Broadwellは、フロントエンドが4命令(3 simple+1 complex)のx86/x64命令を解釈するIn-order、バックエンドが8つの実行ユニットが並行して動くOut-of-order構成である。
Skylakeでは、バックエンドは小さな変更に留め、フロントエンドを5命令(4 simple+1 complexもしくは3 simple+2 complex)に拡張するのではないかと思う。
Xeon Dの説明の中で、Broadwellはバックエンド側にバッファの拡張などが施された一方で、フロントエンド部はほとんど手付かずになっており、次はフロントエンド側だと考えるのは自然である。
もしこれがあたっているとすれば、SkylakeではHaswell/BroadwellよりもIPC(Instructions per cycle:クロックあたりの命令実行数)が大幅に引きあがることになり、すると動作周波数そのものはBroadwellより若干下がっても性能は改善できる。