病院が無い方が死亡率が下がる

"病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ"

http://logmi.jp/19478

日本人の死因の1位がガン。2位が心臓系。3位が肺炎。1、2、3、全部下がっちゃった。すごいですよね。何がポイントか。多分、僕が思うに予防の意識ですね。市民が予防のほうに意識を変える。病院があるから安心、ではなくて、しっかり自分で出来る事はやるんだぞ、と。この予防の意識。

日本人の病気の大部分は、生活習慣病からおきているといいます。だったら、生活習慣を変えればいいじゃないですか。みんなわかってるけど、できない。

あともうひとつ。終末期医療。残念ながら日本人の死亡率は100%。日本人だけじゃないですけどね。いずれ医療が解決できない問題がやってきます。その時に、しっかりと終末期のイメージを持っているか、持っていないか。家族と話し合っているか、話し合っていないか。地域の人たちとそういう話をしているか、していないか。

もちろん、文章にまとめてればいいですよ。そこまででなくても、地域で話をしている、家族で話をしている、その事実があるだけでも結果は全然違うと思います。

さらに、地域社会。若い時は予防の意識を高める。地域のみんなで予防の意識を高める。そして年をとってきたら、地域みんなでその命を受け止める。そういうあたたかい地域社会を作る。これがポイントだと思います。

↓のエントリーで説明されているが、「啓蒙が不十分なところに、筆者らが充分な啓蒙を実施した。そのため、死亡率低下と医療費削減が両立できた。俺って偉い!?」っていう記事で、ただ単に現存の病院を潰せば死亡率が下がるような話じゃないことは本文で充分説明されている。限られた資源を、どう振り分けるのかも重要と書かれていそうなんだけど、流し読みなのでわからないや。

"「病院がないほうが死亡率が下がる!」の関連資料を読んで"

http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20140814/1408018591