アジア・太平洋戦争の遠因

そもそもは日本の人口増が背景にある。当時の日本人は、狭い国土で一億人が生きていけるとは思っていなかった。指導層ではなく世論が戦争を導いたのであり、庶民が敗戦を受け入れるまで、止まらなかったろう。

http://b.hatena.ne.jp/deztecjp/20140312#bookmark-186077742

 そんな気はする。
 「開戦が間違いだった」と言える根拠は、敗戦後しばらくは敗戦そのものの損害、そしてその後は為替ボーナスによる購買力で食料や燃料を豊富に輸入できること、が加わっている、そんな風に思ってる。「アジア・太平洋戦争には敗北し、植民地を失ったにも関わらず、繁栄を享受できた。植民地は必要なかった」


 さて、ほぼ3年前、とある敗戦が起きた。当時の日本人は、化石燃料が産出しない国土で一億人が生きていけるとは思っていなかった。庶民は敗戦を受け入れ、止まったのだが、「にも関わらず、繁栄」に至るのかどうかはちょっと気になる。