まあ、服の、広い意味でのオーダーメイドにも色々なものがある。パターンオーダー(サイズオーダー)と、仮縫い付のフルオーダー、など。
さて、オーダーの服を買いに行く場合。普通のスーツを買いに行くときは結構簡単だ。店頭にサンプルとなるスーツが飾ってあるし、オーダーの服を買う前には何着かスーツ持ってるだろうし。そして、店頭に置いてある生地を少し折って、肩から流して着たイメージを掴ませてくれたりする。
これが、ちょっとヘンなオーダーをすると、結構チャレンジだったりする。ハリスツイードのジャケットを買おうと思っても、生地が置いていなかったり。下手すると、数cm四方のサンプル生地を眺めて完成図を想像し、それで発注Go、なのだ。大きな店だと、吊るしで何着か売っていて、それでイメージを掴んだりできるのだけど、小さな店だとそんなのなかったり。サンプルの豊富な大きな店の心算で、「あのさあ、サンプルのジャケットない?無ければ作ってよ」とか小さい店で叫ぶと、お互いに悲劇かなあ。
!